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大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ) : ミニ英和和英辞書
大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ)[だいちゅうしんぐら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

忠臣 : [ちゅうしん]
 【名詞】 1. loyal retainer 2. loyal subject 
忠臣蔵 : [ちゅうしんぐら]
 (n) (gen) (Buddh) Chushingura
: [そう, くら, ぞう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
ラマ : [らま]
 【名詞】 1. (1) (Dalai) Lama 2. (2) llama 3. (P), (n) (1) (Dalai) Lama/(2) llama

大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ) : ウィキペディア日本語版
大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ)[だいちゅうしんぐら]

大忠臣蔵』(だいちゅうしんぐら)は、全52回にわたり、1971年(昭和46年)1月5日から12月28日まで、NETテレビ(現在のテレビ朝日)系列ほかで(毎週火曜午後9時)に放送されたテレビドラマである。
== 概要 ==
民放番組としては異例の規模で注力された大作時代劇で、さながら当時のテレビドラマ版オールスター作品とでもいうべき様相を持つ。時代劇については、当時よりNHK大河ドラマを意識した、あるいは大河ドラマに対抗するべく立ち上げられた企画は多かったが、
* 主な役だけではなく、端役に至るまで当時テレビ出演が可能であった〔当時、末期的様相を呈しながらも存続していた映画界の五社協定が、大映の倒産や東宝の専属俳優解雇などにより事実上崩壊したのが本作放映の1971年のことであり、本作のキャスティングの時点では映画会社と専属契約を結んでいた俳優にはその契約上テレビドラマに出演できない者がいた。〕大物俳優をこぞって出演させた。
* 当時人気があったタレントやコメディアンも端役などで数多く起用している。コント55号堺正章など。
* 主題曲は勇壮なオーケストラであった。なお、作曲者の冨田勲は大河ドラマの音楽を5回担当している。
* 放送期間が年始から年末までの1年間、1時間枠で全52話という大規模なものであった。
このように、さまざまな面で大河ドラマに比肩した規模で製作された作品は滅多に無く、民放ドラマ史上を見渡しても本作品か、「長谷川伸シリーズ」くらいではないかという評価を得ている。〔なお有島一郎中村伸郎はのちに「元禄太平記」でも同じ役を演じた。芦田伸介は「赤穂浪士」と同じ役であった。〕
人気俳優の番組出演交渉にも力が注がれ、例えば東映に対しては「東映作品に、三船敏郎を出演させる」という条件を提示して、その当時東映所属であった佐久間良子のテレビ出演を了承させるなどの条件交渉も行われた(『大忠臣蔵』DVD解説書上巻より)。
江戸城松の廊下の刃傷沙汰については、原因は製塩法を巡る播州浅野家と吉良家との軋轢が元との解釈を採っている。
放映終了後も放送局を変えて幾度か再放送が行われており、最近では2010年から2011年1月にホームドラマチャンネルで放送された〔時代劇専門チャンネルでも2004年に放送され、各地のUHF放送局でも度々再放送された。〕が、一部の回でオープニングなどに欠損が見られる回もあった。
なお、番組終盤、討ち入り場面を目前にした第47回(「四十八人目の男」)において、吉良上野介の役者交替という大きなアクシデントが起きた。これは、番組制作中の6月20日に上野介役の八代目市川中車が自宅で急逝したことによる。6月20日の時点で中車演ずる上野介の登場場面の撮影が完了していたのは第46回(「いずこの空や十四日」)の分までであり、以降分は中車の6歳年下の実弟である二代目市川小太夫が代役に立てられて撮影が進められた。第47回の番組冒頭では、本編放映に先立ち小太夫が黒紋付姿で登場し、上野介姿の亡兄の遺影を傍らに立て、視聴者に向けた兄の急逝と上野介役の引き継ぎについての異例の口上を行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ)」の詳細全文を読む




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